災害支援
【西日本豪雨災害】被災地の現地調査を行っています
このたびの豪雨により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
西日本を襲った豪雨による被害者は現在も増え続けており、13府県で死者数132人、行方不明等は74人に上っています。
大吉財団では岡山県にスタッフを派遣し、被害状況の確認や避難所の状況確認を行っています。
この日はドローンパイロット(SkyVisionProTV様)の渡邉さんに手伝っていただき、被災地上空から真備町を撮影しました。
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冠水した店舗。店のものをすべて外に出している。
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爆発のあったアルミ工場。すでに水は引いていた。
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爆発の影響で瓦が吹き飛んでしまっている民家。
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周辺環境を確認し、警察に届け出た上で撮影を実施。
真備町では町の27%が浸水しました。水が引いた現在、住民の方々は水が浸かって使えなくなった家具や家電製品を家の中から出す作業をしています。水は引きましたが、泥水は乾くと砂塵となって舞い上がります。砂を吸い込むと喉を痛めてしまうため、片付けの作業は防塵マスクが必須となっています。
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泥水に浸かってしまった家具は使えないため廃棄される。
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町中のいたるところでごみが出されている。
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約800人の避難者を受け入れていた吉備路アリーナ
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この避難所は今日で閉鎖。支援物資の保管場所になる。
連日の大雨が明けたと思ったら、今度は30度を超える猛暑。まだボランティアも入れていない状況のため、被災された方は誰の力を借りることもできず、自宅の片付けを行っています。
大吉財団では各支援団体と連携し、ボランティアが活動できる体制を整えられるよう準備を進めております。