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災害支援

【九州北部豪雨災害】現地レポート1

大吉財団では九州北部豪富災害の対応として、7月9日(日)に現地入りし、豪雨によって甚大な被害を受けた朝倉市で緊急支援活動を行いました。

7/9 水害によって崩壊した護岸

7/9 朝倉支所の避難所へ野菜ジュース200本を寄付

この日は朝倉支所を訪れました。災害発生後間もないこともあり、まだどの地域のボランティアセンターも立ち上がっていない状況です。しかし各避難所にはすでに複数の災害支援NPOが回っており、避難所運営支援や生活物資の提供など、求められる前に求められるものを手当する「先回りの支援」が行われていました。災害発生後間もないこのフェーズでは、災害支援のノウハウを持つ専門的な組織の活動が非常に重要です。

避難所を運営されている方に話を聞くと「避難所では食料はあるものの、保存食が中心なのでビタミンが足りていない」とのことでしたので、大吉財団から野菜ジュース200本を提供しました。

7/9 福岡県博多市で行われた支援者情報共有会議

7/9 細やかな情報共有で支援のムラやモレを防ぐ

この日から、JVOAD(全国災害ボランティア支援団体ネットワーク)主催の支援者情報共有会議が始まりました。これは、2016年の熊本地震の際にも行われた会議で「どこで誰がどんな支援をしているか」「支援活動を行う中でどんなニーズが出てきていて、それにどう対処していくか」といったことを話し合う場です。主に災害支援を専門とするNPOや、地域に強いネットワークを有するボランティア団体と、現地の県社協(都道府県社会福祉協議会)や市社協(市町村社会福祉協議会)が参加しており、非常に具体的な情報がやりとりされ、実際的な方策が話し合われています。

災害時の現地事情は、めまぐるしく状況が変化していきます。本来であれば現地に留まって支援を続けたいところなのですが、大吉財団はまだ設立して1ヶ月の小さな団体であるため、現地での継続的な支援を行うことはできません。ですが、阪神淡路大震災を乗り越えた神戸の災害支援団体として、積極的に災害支援の現場に赴き被災地を支援していきたいと考えています。

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