災害支援
2020年7月豪雨 災害支援レポート第2報
7月17日、大吉財団のボランティアメンバー11名は事務所に集まり、COVID-19の抗体検査キットによる自主検査を行いました。結果、全員陰性でした。これで100%大丈夫とは言えませんが、私たちができうる限りの対策を取ったうえで、被災地に入らせていただきます。(この日はNHKさんの取材が入っていました)
活動場所に入る前に、今回の拠点となる人吉市の紅取山ハウスに集合し、活動前の検温、体調チェック、装備の確認を行いました。
ただ体温を測るだけでなく、嗅覚以上やめまいなどの自覚症状がないか? 昨日どこで誰と会ったか、だれと食事したか、というチェックも行い、全員の結果をデータベースで管理しています。この記録があることで、万が一、新型コロナウイルスに感染した場合でも、感染経路をある程度正確に辿ることができます。
宿のおばちゃんがお弁当を用意してくださいました。なるべく被災地の方に負担をかけないよう活動していますが、こういう差し入れはとても嬉しいです。
紅取山ハウスのみなさんは、県外から来た私たちを拒むことなく温かく迎えてくださいました。「こんな時に来てくれて本当にありがたい」「この辺は高齢の方が多いので、こんなひどい災害だと私たちだけの力だけではどうにもならない」と、何度もおっしゃっていました。