災害支援
台風19号長野県災害支援レポート3
10月20日は、大吉財団のボランティアメンバー18名を、現場作業チームと避難所サポートチームに分けて活動しました。
避難所サポートチーム3名は、長野県災害対策本部NPO支援チームのメンバーとして活動させていただきました。
千曲川の決壊現場周辺の避難者が多く集まる豊野西小学校の避難所が過密状態にあり、このままでは様々な健康被害を引き起こす恐れがありました。
このため、長野運動公園の避難所の環境を整備し、豊野西小からの移動を丁寧に誘導しよう、というプロジェクトが発足。
避難所で快適に過ごすための段ボールベッドや畳、最新式のパーテーションなどを駆使して、新しいレイアウトを作ります。
避難所では、ただ区画分けすればいい、というわけではありません。
避難者の世帯状況やスペシャルニーズ(特別な支援の要望)に合わせて、可能な限りストレスが少ないようにレイアウトする必要があります。
この日は大吉財団のメンバーの中に、車いすユーザーのニーズに特化した活動をしている「須磨ユニバーサルビーチプロジェクト」のメンバーがいたため、ユニバーサルデザインの観点から様々な指摘をさせていただきました。