災害支援
台風19号長野県災害支援レポート2
10月19日~22日にかけて大吉財団でボランティアメンバーを募り、長野県で被災地支援を行ってきました。
19日、20日は千曲川の決壊現場に最も近いボランティア拠点で、土砂の搬出や建物の清掃を行いました。
この地域は堤防の決壊と共に2m近い高さの泥水が一気に押し寄せたため、家屋は破壊され、道も一面泥に埋まってしまっていました。
泥に浸かった畳や家具を搬出するにも、道が泥に埋まっているためトラックが通れません。そのため、まずは道を作るところから始めます。
水を含んだ重い泥を、スコップで何度も何度も掻き出し、一輪車で運んでいきます。そうしてようやく軽トラック1台が通れる道を作ることができました。
しかし、搬出作業はこれからです。
復旧作業にあたった大吉財団のボランティアは約20名。筋肉隆々の方もいますが、みんながみんな体力に自信があるわけではありません。
でもここにくれば、きっと感じるものがある。
それを持って帰って、地元で伝えることも、
立派な災害支援だと思います。
1人でも多くの方に、被災地で苦しむ人へ
心を寄せていただきたいと思います。